セミナーに参加してスキルアップを目指そう

介護職員としてより一層活躍できるようになるためには、現場で役に立つスキルを身につけることが重要です。介護職員初任者研修や実務者研修を通してスキルアップをするのは王道ですが、現場で働いているとそれだけではまだ十分ではないと実感することもよくあります。現場での介護の仕事を通してスキルアップを行えるのも事実です。しかし、新しいスキルを身につけて現場での仕事に取り入れるには、外部で習得する機会を活かすことが必要になります。現場で習得できるスキルには限界があることを考慮して、外部のセミナーに参加するのも一案です。介護職員が成長する機会を提供しようとセミナーを積極的に実施する機関も増えています。

セミナーには様々なタイプがありますが、現場での仕事に直接活かしたいと思うなら実務実習があるセミナーが適しています。講義によって知識を習得できるセミナーも多く、知識に基づいて正しい判断をできるようにするには重要な学びの機会になるでしょう。しかし、高齢者の身体の支え方や嚥下機能が低下した高齢者への対応の仕方などは知識よりも実践力が必要です。このようなスキルを身につけるには、実習を通して体得するのが重要になります。実務実習があるセミナーは知識の教育を受けた上で、実際に手を動かしながら指導を受けられるのがメリットです。すぐに現場で使えるスキルを身につけたいなら、実務実習があるセミナーでスキルアップを目指すのも選択肢の一つでしょう。